ISMSの認証取得の容易さは、企業の成熟度に依存します。会社の運用の規則、ネットワーク、お取引先のルールがあり、サービス窓口があり、毎日の仕事がきちんと報告され、その内容がチェックされているならあとは事務局のリソースをご用意できれば、自力で取得でき、費用もヒトケタ安く取得できるかも知れません。
しかし、成熟度が低い場合は困難で費用もかかります。たとえばパソコンを使って文章を作る人がいない。会社で規則はあっても、その規則が周知されていない、上司が規則そのものになっている状態だと取得することは大変な事業になると、思います。その場合は少しずつ階段を上がるようにステップアップし、経営のレベルと企業メンバーのモラルアップをISMSの導入をツールとして利用するというのもあると思います。